黒と白インクの組み合わせについて

黒と白インクの組み合わせについて

黒(K100%)はほぼ不透明ですので、白インクを引かなくても綺麗に黒が出ます。

逆に白インクの上に黒をのせると、特に透明PETの用紙で黒の印刷が欠けやすくなったり、白と黒の混色になってしまうので純粋な黒より印刷品質が落ちてしまいます。

透明PETおよび透明PET・透明台紙の場合、黒(K100%)もしくはリッチブラック(K100% C30% M30% Y30%)を使用する際は下に白インクを引かないことをお勧めいたします。

黒印刷の不透明度比較

透明系のシールの場合、背景を透過させたくないということで白インクを下に引かれることをご希望される方がいらっしゃいますので各事例の比較写真を掲載致します。

下記にある写真は
格子模様の紙の上に、印刷した透明PET・透明台紙のシールをのせた写真になります。

黒面積が小さい場合

・黒の面積が小さい場合、どちらも背景の格子模様が透過しているようには見えません。

・白インクの上に黒を乗せると表面がざらつく感じになり、黒の濃度も下がったように見えます。

・白インクの上に黒を乗せると一部黒が欠けて下の白が出てしまいます(赤三角の部分)

黒面積が大きい場合

黒の面積が大きい場合、白インクを引いていない方は目を凝らすと格子模様が透過しているように見えます。
また表面のザラツキ具合と濃度の違いがはっきりわかります。

背景が発光している場合

上の写真は青の格子模様を表示したパソコンの画面に、印刷した透明PETシールを貼った写真になります。
背景が発光もしくは光源がある、または明るい場合は不透明度の差ははっきり出ます。
ただし、白インクを引いた場合でも完全に透過を防ぐことは出来ておりません。

まとめ

一部のケースでは白インクの有無により透過の度合いが異なりますが、白インクを引いたとしても完全に透過を防ぐことは出来ませんし、印刷品質を重視する場合はやはり黒(K100%もしくはK100%+CMY各30%)の下には白インクを引かないことをお勧めいたします。

※ 不透明度を優先するために白インクの上に黒をのせる場合はK100%ではなく、リッチブラック(K100%/C30%/M30%/Y30%)をおすすめします。

ただし、各色の濃度を極端に上げると(例:K100%/C100%/M100%/Y100%に近い値)PP加工した場合、PP加工が剥がれやすくなります。

2022年10月19日


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