塗り足しについて

塗り足しとは

シール印刷において、断裁やカットをした際に0.x~数mm単位でズレが発生する場合があります。
その場合、デザインが断裁線やカットラインギリギリまでしか用意されていないとズレた箇所に白が出てしまい、目立つ形となってしまいます。
これを防ぐためにカットラインや断裁線より外側にも背景の色やデザインを配置するのが「塗り足し」になります。

写真で見る塗り足しの有無

弊社のシールカットマシンは最大で0.5mmのズレが発生します。
また、断裁時(1枚カットオプション、マルチタイプの場合)は最大で1mmのズレが発生します。

下記の写真は 0.1mm 程度シールのカットがズレた場合の写真になります。

塗り足しの説明写真1

塗り足しの説明写真2

写真の左が(1)塗り足しありで、右が(2)塗り足し無し の場合です。

両方とも同じ程度カットがズレていますが、塗り足しが無い方はカットがズレたときに上の方にわずかに白い部分ができてしまっています。
僅かなズレであってもシールとして使用した場合、上の方に少し白い部分ができて目立ってしまいます。

塗り足しがあると写真左のようにカットがズレていても白い部分が出てくることはありません。

塗り足しは最低でも1.5mm用意してください

塗り足しは下記の図のように最低でも 1.5mm 以上ご用意ください。

塗り足しの説明写真3

入稿データに塗り足しがない場合、入稿データ確認において差し戻しになる場合がございますのでお急ぎの場合ご注意ください。

2021年4月1日


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